米グーグル、ヤフーとのネット広告提携を断念(日経)
インターネット検索最大手の米グーグルは5日、米ヤフーとのネット広告分野での提携を断念したと発表した。市場独占問題を調査していた米司法省の承認を得られないと判断した。ネット大手2社の大型提携が破談になったことで、業績低迷が続いているヤフーを中心にネット業界の勢力図が再び流動化する可能性が高い。
グーグルは同日、「長期化が見込まれる訴訟リスクや、協力先企業との関係悪化を避けるために(ヤフーとの)合意をとりやめることを決めた」とのコメントを発表した。ヤフーは同日、「(提携破談後も)検索分野での技術革新や成長に注力することに変わりはない」とした。
グーグルとヤフーは6月、ヤフーのサイトに掲載する広告の一部をグーグルが提供することで合意。ただ、広告主企業やマイクロソフトなどの競合会社が「グーグルのネット広告市場での支配力が高まる」などと反発し、米司法省の調査が長引いていた。