任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」用の液晶パネルの納入を巡って価格カルテルを結んだなどとして、公正取引委員会は18日、シャープと日立ディスプレイズ(東京)に独占禁止法違反(不当な取引制限)で排除措置命令を出した。シャープは課徴金約2億6000万円の納付命令を受けたが、日立ディスプレイズは調査前に自主申告したため、課徴金を免除されたとみられる。
問題の製品は液晶パネルやバックライトを組み合わせた「TFT液晶ディスプレーモジュール」で、ニンテンドーDS(2004年11月発売)と後継機「ニンテンドーDS Lite」(06年3月発売)の表示画面に使用。シャープが独占受注していたが、05年3月に日立ディスプレイズが参入している。
日立ディスプレイズが新規参入へ任天堂と交渉していた04年10月、両社は価格下落を防ぐため情報交換を開始。05年10月にマーケティング部門幹部らで会合を持ち、同年度下期受注分のDS向け製品について値下げを1枚当たり100円以下にするよう決めた。
任天堂から値下げを求められたLite向けの07年度第一四半期受注分についても両社は06年9―11月、納入価格を伝え合うなどした。
Author:dokoteko
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